
100均で買ってるモンテッソーリの『丸シールブック』って子どもの知育にどんな意味があるのかな?
なんとなく良さそうという理由で、丸シールを貼るシールブックを買ってやらせていませんか?
実は、この丸シールは『書く』という動作の準備なのです。
もちろん、丸シールを貼らせ続けても良いのですが、発達段階を見極めて、丸→点→線と難易度をあげていくと、”なぞり・書く”がスムーズになります。
今回は、モンテッソーリ教育で用いられる『丸シール』の教具について解説していきます。
- モンテッソーリの丸シールの正体
- 点貼り・線貼りの意味と違い
- 次のステップに進むサイン
- おすすめの教材を紹介
これまで何気なく貼らせていたシールが、それをやる意味を理解できると、親もしっかり子どもの成長・学習をサポートができるようになりました。
この記事を読むことで、子どもの成長にあわせた学習や知育を選んで行くことができるようになると思います。
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ぜひ最後までご覧ください。

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モンテッソーリの丸シールの正体:書く動作につながる
100円ショップにも売っているモンテッソーリの丸シール。

手軽にできる、このシールブックは、子どもの発達においての『書く準備』の一貫だったのをご存知ですか?
1歳ごろから始められる、丸シールを効果的に活用することで、書く動作が一気にスムーズに移行することができます。
なぜ丸シールが“書く準備”なの?
丸シールを貼るという動作は以下のような効果があります。
- 指先の微細運動
- 目と手の協応
- 集中力の育ち
これらの能力は書くという動作に直結していきます。
さらに、そのシール貼りの難易度を
丸 → 点 → 線 と移行していくと、非常にスムーズに書く動作ができるようになります。

小さい子どもって線をまっすぐ書くのが難しいけど、しっかり順序立てて学習を進めていくと、しっかり線が書けるようになるんだね!
モンテッソーリ流 シール貼りの学習の流れ

モンテッソーリ教育では、
単純 → 複雑、具体 → 抽象
という順序をとても大切にします。
- 丸シール貼り:点(1点を正確に扱う)
- 点貼り:複数の点を認識・選択する
- 線貼り:連続した軌道をコントロールする
これはすべて、将来の「書く」動作(書字準備)につながる発達の流れです。
ファーストステップ: 丸シールの意味と育つ力
丸枠の中に丸シールを貼るのがファーストステップ。

まずは、100円ショップで販売されているシールブックでも問題ないです。(DAISOやセリア、キャンドゥなどに売ってます)
手先を器用に使って丸枠の中に正確にシールが貼れるようになるのを見守ります。
セカンドステップ: 点貼りとは?
あらかじめ描かれた複数の点のうち、指定された点にシールを貼る活動です。

シールより小さい点をシールで覆い隠す作業は、丸シール貼りより少し難易度が上がります。
点貼りでは、
- 「どの点に貼るか選ぶ」
- 「点の位置を見分ける」
という『視覚的弁別(しかくてきべんべつ)』が加わります。
※視覚的弁別とは、似たような見た目のものの中から、形、色、大きさ、線の違いなど、細かな特徴を見分けて区別する能力のこと
これは「見る力」が育ってきたサインです。

丸シール貼りを点貼りというケースもあるそうです
サードステップ : 線貼りとは?
線貼りは、線の上にシールや紙片を「ぴったり重ねて貼る」ことを通して手先と目の協応を育てる遊び・お仕事のことです。

紙に描かれた線(まっすぐ・曲線・ジグザグなど)の上に、丸シールや細長く切った紙を等間隔で貼っていきます。
線の始まりから終わりまで、同じリズムで貼り続けることを意識していきます。
最初は直線からスタートし、慣れてきたら、曲線やジグザグなど、いろいろな線に沿って貼ることで、形や方向の感覚が育ち、のちのなぞり書きや運筆の準備になっていきます。
難易度の見極め方・移行のタイミング
丸枠→点貼り→線貼り→書き
という過程は、それぞれの段階が完了してから移行していくのがベターです。
年齢には惑わされず、子どもの成長速度に合わせて難易度を調整し、移行してあげるようにしましょう。
点貼りへの移行の目安(チェックリスト)

丸枠へのシール貼りを進めていく上で、以下がほぼ毎回できるようになったら、点貼りへ進める目安です。
- 丸の枠にシールを安定して貼れる
- シールを貼る位置を自分で調整できる
- はみ出しても貼り直そうとする
- 活動中、数分以上集中できる
線貼りへの移行の目安(チェックリスト)

点貼りを進めていき、以下がほぼ毎回できるようになったら、線貼りへ進める目安です。
- 点貼りを迷わず進められる
- 点の間隔が少し狭くても貼れる
- 目で“流れ”を追って、順番に貼り付けている
- 大人の声かけがほとんど要らない(=自己訂正(じこていせい)が始まっている)
書くへの移行の目安(チェックリスト)

『書く』への移行については、本人が書くことや鉛筆への興味を示し出すことが大前提。もし興味が湧いていないようであれば無理に移行する必要はありません。
本人が興味がある上で以下のような傾向が見られたら、書くへの移行を検討しても良さそうです。
- 線貼りを“流れ”として最後までできる(=線を書くように順番に貼る)
- 線の上から少しズレても、自分で戻そうとする(=自己訂正(じこていせい)ができている)
- 線の形を目で追っている
- 力加減が安定してきた
シール貼りおすすめの教材

個人的に試したり、ママ友の口コミを参考に、おすすめの教材を厳選しました。
シール貼りは、最初は100円ショップのシール帳でスタートするのがおすすめ。
難易度も簡単ですし、コストもかからないので、手軽に始められます。
その後、難易度を上げていくときに、点貼り・線貼りを親が見本を見せてやり方を教えるのは大変なのが正直なところ。
そんな時に視覚的にわかりやすい線貼りができる教材もおすすめかなと思います。
丸枠に順番にシールを貼っていけば、線貼りのような動作ができるのがいいなと思い取り入れました。
実際に使って良かったのでおすすめです!

飛行機の中の移動などでも長時間集中していたので、とても助かりましたよ!
↓実際の様子

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まとめ:楽しみながらシールの難易度をあげていこう
今回は、モンテッソーリ教育のシール貼りのお仕事の内容・意味・流れなどを解説していきました。
100円ショップに売っているシールブックが将来の文字書きにつながっているというのは、初めて知った方も多いのではないでしょうか?
子どもの興味や成長スピードに合わせて、丸シール貼りから点貼り、線貼りと難易度をあげていってみてくださいね。
今回お配りした点貼り・線貼りの無料ダウンロードのテンプレートは、とてもシンプルな作りになっています(モンテッソーリ的にはその方がいいので、あえてそれにしています)
そのため、親がしっかり関わってあげないと、やり方が理解できなかったり集中力が続かないケースもありそうです。
そんなときは、今回紹介した少し難易度の高いシール教材を取り入れて、視覚的にわかりやすいものを使っていくのもおすすめです。
点貼り・線貼りの親のサポートは、結構難しそうと感じているので、我が家の場合は
100円ショップのシール帳 → 難易度の高い線貼りに近いシールブック
で、書く準備を進めようと考えています。
まずは、100円ショップのシール帳から取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました!
参考文献・引用元
- マリア・モンテッソーリ
Montessori, M. The Montessori Method(原典)
https://archive.org/details/montessorimethod00montuoft - Lillard, A. S. (2017). Montessori: The Science Behind the Genius
(Movement and Cognition/動きと認知)
https://www.montessori-science.org/montessori-genius/ - 日本モンテッソーリ教育綜合研究所
https://sainou.or.jp - 文部科学省
幼児期の運動・手指の巧緻性
https://www.mext.go.jp/content/20200210-mxt_kyoiku01-000004502_1.pdf



