
我が子がベビーカーに全然乗ってくれない‥
抱っこするのもしんどいけど、一緒に歩くと時間がかかるしなぁ‥
イヤイヤ期の子供がベビーカーに乗ってくれないという悩みは本当にあるあるですよね。
私の周りのママ友もベビーカーに乗ってくれない・無理やり乗せたら悲鳴級の大泣きという話もよく聞きます。
でもベビーカーに乗ってくれないと‥
・抱っこしないといけない
・歩かせると目的地まで途方もない時間がかかる
・ベビーカーを押しながらの歩行は親の手が塞がっていて危ない
こんな感じになりますよね。
2歳の我が子も1歳の頃からベビーカー拒否を発動して大泣きで手に負えませんでした。
無理やり乗せたらあたり全体に広がる泣き声が響き渡るし、ベビーカーから落下したこともあります。(幸い怪我はなし)
そんなベビーカー拒否のレジェンド(?)に試して効果があったベビーカーにのせる方法をお伝えします。
イヤイヤ期はベビーカーに乗らない?→子供の気質と親の工夫次第!

イヤイヤ期の子供はベビーカーに乗ってくれないのでしょうか?
ネット上の声を集めてみました。
やはり、乗っていないという悩みを抱える親御さんは多そうです。
一方で、私の周りの同世代の子供を持つママに聞くと

うちの子、ベビーカー好きなのか進んで乗ってくれるんだよね〜
という話も聞きます。
いつも羨望の眼差しでその親子を見ながら、私は我が子を抱っこしながらベビーカーを押しています。
ベビーカーに乗る子と乗らない子の違いって?
保育士の意見によると、ベビーカーに乗る子と乗らない子の違いは
- 発達段階の違い
- 性格や気質の違い
このあたりに関係がありそうです。
① 発達段階の違い(自立心の芽生え方の個人差)
- 拒否する子
- 「自分で歩きたい」「決めたい」という自己主張・自立心が強く出ている
- 「乗って」と言われると反発したくなる(反抗期的な反応)
- 自分の意思が尊重されることを重視しはじめる
- 拒否しない子
- まだ親に安心して甘えたい時期で、自立より依存の欲求が強い
- 「ママが言うならOK」と受け入れやすい
- 乗ることで得られる安心感や習慣への信頼が強い
② 性格・気質の違い
- 拒否する子
- 好奇心旺盛で、刺激に対する反応が強いタイプ(感受性が高い)
- 活動的で「体を動かしたい」「景色を見たい」欲求が強い
- 拒否しない子
- 比較的穏やかで、環境の変化に柔軟に対応できるタイプ
- 刺激に疲れやすい気質で「乗って休みたい」気持ちがある場合も

うちの子は、確実に自己主張が強くて感受性が高いタイプ。
体力も有り余っているから、歩いていろんなものを見たいんだろうなと実感します
親の工夫次第で、子供をベビーカーにのせることは可能!
イヤイヤ期は、わけもなくいやだと言っているケースももちろんあるのですが、言葉が未熟だから「いや」という言葉で、自分の感情を表しているケースも多いです。
「なぜ、自分の子供はベビーカーに乗るのが嫌なの?」
この視点で考えてみると
- 動きが制限されて窮屈だから嫌だ
- 暑いから嫌だ
- 自分で歩きたいから嫌だ
- 親との距離を感じてしまって抱っこがいい
などの理由が見えてくるかもしれません。
この理由を共感してあげることで、子供が安心する場合もあります。
- 「狭いから嫌だよね」
- 「ベビーカーだと暑いよね」
- 「自分で歩きたいよね」
- 「ママともっと近くにいたいのかな?」
言葉を習得するのにも役立つので、子供の気持ちを言葉にして共感してあげることはとても大切と言われていますよね。
この嫌な理由をもとに、我が子を一人の個人としてどうやって交渉や声かけをしていけばいいか、相手の気持ち考えて解決策を考えることで、うまくコミュニケーションをとっていくことにつながっていくでしょう。
イヤイヤ期2歳児に効果抜群だったベビーカー乗車の3つのアイディア

ベビーカーの角度・座面の方向を変えてみる
先述したように、子供のベビーカーに乗りたくない理由を考えてみることが大切です。子供によってベビーカーが嫌な理由はさまざまです。
我が子のベビーカーへの乗りたくない理由を考えた時に
- 親との距離を感じてしまって抱っこがいい
- 自分の動きが制限されて窮屈で嫌だ
というのがある気がしていました。
普通なら2歳であれば、ベビーカーの向きは前向き・座面は起こして座るのがスタンダードですよね。
しかし我が家は全くの逆。
赤ちゃんの時とかに使う「座面はフラット」「乗っていても親の顔が見える」対面を採用しました。
うちのベビーカーはサイベックスのメリオカーボンを使っているのですが、座面をフラットにすることができて、子供は寝っ転がると結構快適なんです。
こんな感じで、めっちゃリラックスして移動するようになりました(笑)


2歳児だから、外向きで景色が見える方がいいだろうという固定概念を捨てることで、我が子が一番快適で乗りたくなるベビーカーの環境を整えてあげることができたかなと思います。
あと、夏はエアラブ(ベビーカー用送風機)は必須で準備しました。
ベビーカーは道路との距離が近くて、アスファルトからの熱がダイレクトに子供に伝わってしまい、乗っていることが暑くて不快だった可能性もあるので、こういった対応も必要そうですね。
エアラブは、現代の子育ての必須アイテムになりつつありますよね。
我が家もエアラブにはとってもお世話になっていて、ベビーカーはもちろん、チャイルドシートへも付け替えて使用しています。
ベビーカートイ|ハンドルで擬似運転
我が家では、アンパンマンのハンドルのベビーカートイを活用中!
カリスマ保育士のてい先生もベビーカーに乗らない時の対処法として、ハンドルを持たせて擬似運転をさせるアイディアを話されていたことがありました。
アンパンマン×ハンドル
最強では!?と思い入手しました!

効果は‥
あれ?乗らない(笑)
イヤイヤ期の我が子、なかなか手強いです‥
でもお友達や周りの子ども達がかなり興味を示してくれたんです。
すると「このベビーカーは自分の!」という意識から取られたくない!という思いが芽生えて乗りたくなくても「セナちゃんの!(ベビーカー)」というようになって乗るようになりました。
もしかしたら、常にハンドルがついていると飽きてしまうかもしれないので、ここぞ!というタイミングまで隠しておいて、乗らないタイミングで「駅まで運転してくれないかな?」みたいな声かけをすると良いかもしれません。
ベビーカーに乗る時間を楽しい時間に変える声かけ
ベビーカーに乗ったら母は無言で最速で目的地まで子供を運んでしまうので、我が子は乗りたい気分にならなかったことも多いようです(笑)
体力があるうちは、ベビーカーには乗らないで道端の虫を観察したいし、どうせ無言で運ばれるなら抱っこの方が安心するという気持ちだったのかなと察しました。
- ベビーカーに乗っておやつを食べない?
- ジュース飲みながら行こうよ!ベビーカーに乗ってからジュース開封するよ!
- YouTubeをベビーカーに乗りながら見ようよ!
こんな提案をすることで、ベビーカーに乗ってくれるようになりました。

子供にYouTubeを見せるのは罪悪感もありますよね‥
私ももちろんあります。
でもそれで頑張って親の体も心も負担がのしかかるくらいだったら、頼っていいんじゃないの?という気もしています。
ポイントは、ここでの子供への提案は、なるべく「プラスの言葉」かけをすること。
- 「ベビーカー乗らないとお菓子あげないからね!」
- 「ベビーカーに乗ってからじゃないとジュースあげないよ!」
- 「YouTubeはベビーカーに乗ってからじゃないと見ちゃダメ!」
意味と結果は一緒でも、かけられた側からすると、最初の言葉掛けの方が良くないですか??
ちょっとしたニュアンスの違いですが、こういった声かけから、ベビーカーが楽しいものになるか、無理やり乗らされているものか、本人の気持ちも違ってくるのかなと思います。
どうしてもベビーカーを嫌がって乗ってくれなかったら‥?

色々試してみたけど、やっぱりベビーカーは嫌みたい‥
そんな時は、一回諦めて抱っこをしたり、歩かせたりしてしまって気持ちを落ち着かせてしまうのも一つの手段。
大人だって、自分の要望が通らなかったらイライラして不機嫌になることもありますよね。
子供だって一緒です。
一回要望を飲んでもらったらそれで落ち着く場合もあると思います。
時間がない・体力的にしんどいという場合もあるとは思いますが、大人と子供で一番折り合いのつく妥協案を探りながら、子供がベビーカーに乗ってくれる頻度が増えてくれることを願っています。

子供の癇癪がおさまったタイミングで「ママは今日、腰が痛くて抱っこがきついから、乗ってほしいな‥」という正直な気持ちを話したら、意外とすんなり乗ってくれることも。子供って本当に日によって違いますよね‥
【まとめ】イヤイヤ期は気づいたら終わっている!工夫をして乗り越えよう!

今回は、イヤイヤ期の子供がベビーカーに乗らない問題について、我が家の実践内容に基づいて解説していきました。
- 子供のベビーカーに乗りたくない理由を考えて共感の言葉をかけてみる
- 子供の拒否理由に基づいて解消できそうな部分があれば解消してあげる
- ベビーカーを苦痛の時間から楽しい時間に変えてあげる
イヤイヤ期は、自我を育てているタイミングで自分の感情が言葉にできない結果「いや」が続いている状況である場合が多いです。
子供を一人の人間として尊重すると、嫌な理由もどうやったらお互いに折り合いがつくのかも見えてくることも多いです。
個々に差はあると思いますが、参考になってもらえたら嬉しいです。